ALTOLIVELLO スタッフBLOG

イタリアワイン専門インポーターALTOLIVELLOスタッフの日々の日常を綴るBLOGです。皆様に美味しいイタリアワインを飲んでいただく機会を増やすべく、日々営業中!

ゴールデンウイーク営業予定

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ゴールデンウイークの営業予定のお知らせです。

今年は29日、30日の土日の後、
5月1日、2日と平日を挟みそこから5連休となります。

従いまして、
連休の始めの前、4月28日(金)と
谷間にあたる5月1日(月)、2日(火)は運送会社に大変混雑が予想されます。


ですのでできる限り4月27日(木)午前中までご注文いただきますようお願い致します。

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ゴールデンウィーク後は5月8日(月)より出荷可能になります。


  1. 2017/05/07(日) 16:55:44|
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VINITALY 2017 PHOTO大集合

VINITALY 2017

今年もいろいろと発見がありました。
1軒ずつの報告はキリが無いので、写真だけでもUPします。

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初日の開場前の大混雑。ここからエントリーまで20分くらい待たされます。(笑)
大混雑の中でもタバコ吸っているアンちゃんとか居て、本当に困ります。

【FOSSO CORNO】
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CIMA BIANCAとCIMA ROSAはエチケッタ変更。フクロウのトレードマークは健在です。
そしてFOSSO CORNO RISERVAも初のエチケッタ変更。これは、賛否両論でしょうけどね。笑




【MONCHIERO CARBONE】

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ENOGEAのROERO版を広げて自慢する、ロエロ協会長のフランチェスコ。
レグレット、ペリーザは、次ヴィンテージから斬新ななデザインに



【TENUTE FERROCINTO】
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今年はFERROCINTO&ALTOLIVELLO 10周年記念 秋にプロモーション予定です!

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POLLINO DOP テッレ ディ コセンツァのボトルは、少しシックなイメージに



【MASSIMO ALESSANDRI】
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リグーリア マッシモ アレッサンドリは、ベースのイメージを一新。
そして、PIGATOのパッシートNicolaも素敵です。Massimoの奥さんの名前から取っています。



【IL MONTU'】
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ブース出展の無いイル・モントゥ醸造家に変更が有り、新しい醸造家のクラウディオさん(左)
タンクからのサンプルを沢山試飲用に持ってきてくれました。
モントゥは、今後、綺麗な味わいのワインに変わっていくと思います。



【STRASSERHOF】
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北の貴公子ハンネンス王子。2016のEISACKTALERもイケてます!


【KELLEREI GRIES】
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ちょっと見慣れないワインが有りますね。この辺はシークレットで。


【TERCIC】
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コッリオの天使、今年も白を含めてしっかりした酸と骨格。
メルロSEMEもイケてます!



【CANTINE FARRO】
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ナポリのビリキーノ、ミケーレ氏のカンピ・フレグレイ。
「俺は、次はいつ日本に行けるんだ???」を繰り返すので、写真は割愛(笑)

【LA DISTESA】

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個性派コッラード氏のディステーザ。
2016のシルヴァーテは、ヴォリュームしっかりで良い感じ。ロゼのMetticioも美味しい。




【SCILIO】



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エトナのシリオも、2015-2016は安定しています。ALTAQUOTAは2013/2014リリースされません!

【PECCHENINO】

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ドリアーニのペッケニーノ兄弟そろい踏み。
メトドクラシコは今回初輸入が決定。超辛口のBRUT ZEROです!

【TERRE DI MARIAPIA】
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人気急上昇のマリアピア。2016年のワインも素晴らしいです。


【FATTORIA ORMANNI】
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今年から正式に扱を開始するオルマンニ。
ディレクターのロッコ氏が、我々の為だけに、トスカーナからワインを持ってきてくれました。
旨みたっぷりのCHIANTICLASSICOです。

今回、SAN FABIANO CALCINAIA、CANTINA DEIDDAは、Vinitalyに残念ながら参加せず。
となったので、生産者には会えませんでした。
生産ブース以外にも、生産者協会のブースでも試飲しました。


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●PROSECCO DOCG協会



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●CAMPI FLEGREI協会



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●CHIANTICLASSICO協会

この他にも、扱い以外のワイナリー、新規の候補のワイナリーなど。。。。
4日間で、何百種類というワインを試飲して。
現地は基本値上げ傾向の昨今。日本で爆発的に伸びているワインも乏しい状況で、
一時期ほど、日本のインポーターが大事にされていないようにも感じますが。(笑)
日本の市場は粘り強く継続していくことをアピールして、何とか良い条件を考えてもらわないといけませんね。



  1. 2017/04/21(金) 20:15:30|
  2. giorgio
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Pre Vinitaly 2017 FIGARETTO

Vinitaly前日の土曜日は、ヴェローナから北に向かったヴァルパンテーナに在る
Corte Figarettoへ、こちらも5年ぶりくらいの訪問です。

毎回同じ説明ですが、ヴァルパンテーナは、パンテーナ渓谷に沿う地域で、
VALPOLICELLAのSOTTO ZONA(サブゾーン)に認定されています。
昔はベルターニ社と、その小作人が殆どの畑を所有していましたが、現在は
カンティーナ・ソチャーレ(協同組合)を含めて5軒のワイナリーが有ります。
コルテフィガレットはこの中で最も小さなワイナリー。
規模は追求せずに、品質を追い求めるマイクロワイナリーです。


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この写真を見ると、VALPANTENA(パンテーナ渓谷)と呼ばれるのが分かると思います。
北側(写真右側)にはレッシーナ山脈がそびえ、暑い夏のヴェローナでも夜は冷たい風が吹いてくるため、
寒暖差が大きくなり、酸の有る葡萄が出来ると言われます。


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こちら、新しく購入したMASO MARONIという区画で、1800年代の貴族が作った庭だそうで、階段状の
区画が2ha在るそう。近くには泉が有り、AC300年の物かも知れないフレスコが掛かれているとか。。。
段々畑にするために、土地を再整備して、
将来的にはコルヴィーナ、コルヴィノーネを植えるそうです。


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こちらは、カンティーナの周りの最も古い畑“Brolo del Figaretto”
アマローネの葡萄はこちらで栽培されます。

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土に氷河時代の石灰堆積土がミックスされる土壌

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小さなカンティーナは、清潔で機能的に出来ていますが、フィガレットのマウロ氏はバリックの木材を自ら選びに行くほど
“樽”にうるさい男。ですが、近年はバリックから、35hlの大樽に移行しており、
5年間で大樽の割合が増えてきた。
その大樽の木材にもやはりこだわりがあり、フランスのFoudrerie Françoisというメーカーの特注品です。
バリックのメーカーは沢山あるけど、大樽のメーカーは、世界で13軒しか無いそうで。

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はい、テイスティングルームでのマウロ氏

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試飲したワイン

BACCA NERA 2014
VALPOLICELLA VALPANTENA 〝ALTAROL"2016
VALPOLICELLA SUPERIORE RIPASSO 〝ACINI AMENI"2015
AMARONE DELLA VALPOLICELLA 〝BROLO DEL FIGARETTO″2013
AMARONE DELLA VALPOLICELLA〝graal" 2013

昨年デビューした11種類混醸の、まぜこぜBACCANERAは、良いバランスになっていて。
アルタロルはまだまだフレッシュ。リパッソはかなりの期待感。
アマローネは日本の流通ヴィンテージと同じですが、やっと落ち着いてきました。
そして、昨年瞬殺した「究極のアマローネ」graal
2013vtも3800本のみボトリングしたそうです。若いですが、それを感じさせないくらいの
ポテンシャルでした。
秋までに少量ですが、輸入予定です。
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足早の見学&試飲の後は、地元のトラットリアでランチ。
マウロ氏が、RIPASSO 2013のMAGNUMを開けてくれました。
そして、FOSSOCORNOのマルコ氏も同席!
  1. 2017/04/21(金) 18:04:35|
  2. giorgio
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Pre Vinitaly 2017 LE MANZANE

こんにちは。
今年はVinitaly含めて1週間のスピード滞在でしたので、
ヴェネトのワイナリーしかいけませんでしたが、
ConeglianoのLe ManzaneとValpantenaのCorte Figarettoを
訪問いたしました。
取りあえず、写真中心にアップしますね。

5年ぶりに訪問のLE MANZANE
Conegliano市街から車で15分ほどの距離の丘陵地にカンティーナは有ります。

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正面の丘陵の地下部分が醸造所になっています。

丁度、4月に出荷のPROSECCO DOCG BRUTをボトリングしているところでした。
日本向けには年間に5~6回ボトリングしてもらい、新鮮なロットを輸入しています。

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瓶の洗浄
充填
コルク打栓
ストッパー装着
乾燥
キャップシール装着
ラべリング
ケース梱包
までを一つのラインで行います。


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醸造所のアウトクラーヴィ(耐圧タンク)から出てきたプロセッコは-2℃に冷却された状態で
ボトリングされます。
コルクを打つまでに0.2気圧、気圧が下がるそうです。
打栓後は15℃まで温度を戻して、キャップシール
ラベルを添付して
カートンの段ボールに梱包されます。

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パレットに積んで、あとは日本への出発を待つのみ。
このロットは6月末に日本に着く予定です。

畑の方では春の選定が始まっていました。

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コネリアーノ地域特有のシルヴォ仕立てのグレラの畑。
ここはまだ3年目の若い畑で、「デジェンマトーラ」という
枝の根元に出てきた芽をはさみで切り落とす作業。
この時期に落とすと、来年以降は出てこなくなるそう。

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こちらのデビューしたSPRINGO BLUEに使われるRIVE FORMENCの畑。
少し粘土が多い土壌です。


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SPRINGO BLUE、
SPRINGO BRONZ
2016ヴィンテージは6月に入荷予定です。

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そして最後に、LEMANZANEから、限定ワイン

MARZEMINO PASSITO 2015

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  1. 2017/04/21(金) 16:56:20|
  2. giorgio
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STRASSERHOF(ALTO-ADIGE・VALLE ISARCO)


皆さんおはようございます。
桜も満開で気温も丁度いいですね!すでにお花見は皆さんされましたでしょうか?
春といえば春野菜や山菜はもちろんのこと、海産物(特に貝類)なども春ならではの食材として市場に並び始めていますね。
そんな中、2年ほど前から取扱いを始めたストラッセルホフ(アルトアディジェ・ヴァッレイサルコ)もまさにこの季節に相応しいワインです。
普段あまりスポットライトを浴びることのないイサルコのワインですが、日本の春ならではの豊富な食材たちに合わせるべきだと思います。
今回はそんなストラッセルホフと何なのか、イサルコってそもそもどんなとこやねんというモヤモヤしている部分に焦点を当てて説明していきます。


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STRASSERHOF
- イタリア最北の地で生まれる唯一無二のワイン-
1. 地域を知る

スイスとオーストラリアに国境を接し、イタリア全20 州中一番北に位置するトレンティーノ= アルト・アディジェ州。州の真ん中に跨るドロミテ渓谷を境にトレンティーノ地方とアルト・アディジェ地方に大きく分けられる。その中でもアルト・アディジェは南チロルとも呼ばれ、ドイツ系民族の移住などで公用語はドイツ語を話すバイリンガルな土地柄で、ドイツの食文化の影響も色濃い。
アルト・アディジェの中心に位置するボルツァーノを県都とするこの地方は、その殆どが山岳地帯で3000m 級の山々が連なる。美しい山並みの景観に恵まれる一方、厳しい気候条件にさらされている。
昼夜の寒暖差が激しく冬には深い雪に覆われる。暖かくなると高原に放牧された牛のミルクからチーズを作るマルガと呼ばれる夏期だけの工房が稼働する。山間部では林檎や洋ナシの栽培も盛んで、特にリンゴは良質と評価が高く、国外にも輸出されている。
ストラッセルホフが位置するアイザックタラー( イタリア語でヴァッレイザルコ) は県都・ボルツァーノからイザルコ川に沿って北東に40km。そのエリアには渓谷を縫うように町があり、斜面に沿って葡萄畑が広がっている。前記にもあるようにドイツ圏の色が強いアルト・アディジェだがその中でも、オーストリア国境まで僅か20km という環境にあるアイザックタラーは文化・歴史・言語ともにドイツの影響を色濃く受けている。
ワインに関しても白ワインの生産量が圧倒的に多く、その大半がドイツ系品種から造られるものとなる。ぶどう栽培の限界に近い標高まで畑が展開され、日較差が激しく、主に夏季にはイタリアでも屈指の高温に見舞われる。こうした厳しい天候で育てられる葡萄は、酸味が強く熟度が高いものになる。ワインにもその風味が現れており、熟した果実味と強靭な酸味、そして渓谷の滋養分によるミネラルが感じられるのが特徴だ。

南チロルについて
13 世紀初頭、ブリクセン司教とトリエント司教の司教領をティロール伯が領主権を侵奪したのがこの広域地名の由来。その後、オーストリア帝国がチロル伯領を支配するが第一次世界大戦後1919 年、南チロル及びトリエントはイタリア王国に譲渡され、その後『ボルツァーノ県』『トレント県』となった。


2. 生産者を知る
アイザックタラーのワインを語るにはこの地に古くから根付くノヴァチェッラ修道院を忘れてはならない。ノヴァチェッラ修道院は、1142 年よりボルツァーノの町より北北東へ35kmの地に畑を所有し葡萄栽培を行う由緒ある修道院。古くはローマやヴェネツィアに向かう巡礼者の休憩所として利用され、ここで造られるワインは疲れた巡礼者達を癒していた。中世時代に聖アウグスチノ修道会が50 ヶ所に建てた修道院で、現在もその姿を残しているのはノヴァチェッラを含む5 ヶ所のみで、まさにアイザックタラーの歴史そのものとなっている。そして、ノヴァチェッラ修道院のワインはブレッサノーネ近郊の修道院傘下の契約農家や自らが所有する畑の葡萄からワインを生産している。
250 年前からこの地に住むバウムガルトネル家は林檎の栽培やノヴァチェッラ修道院の葡萄栽培農家として生活をしてきたが、現当主のハンネス= バウムガルトネル氏が1996 年にノイマルクの醸造学校を卒業したのをきっかけに自分達の所有する畑からワイン造りを開始、2003 年からワイナリーとしてのストラッセルホフがスタートする。ストラッセルホフのカンティーナは修道院よりも北に位置し、畑はノヴァチェッラとブレッサノーネに分かれ合計で5.5ha、祖父の代から植えられているミュラートゥルガウ、ケルネル、シルヴァーネル、ゲヴェルツトラミネールをはじめ、比較的樹齢の若いリースリング、グリューナーフェルトリーナーなど、合計して年間5 万本を生産している。畑によっては樹齢40 年を超える高樹齢の樹も存在する。このエリアの最大の特徴であり、ウィークポイントでもある急斜面の畑も高低差に合わせ時期をずらし数回に分けて収穫する。こうすることで葡萄の熟度の均一化を図っている。こうして収穫された葡萄はアイザックタラーの特徴でもある砂と石が多く含まれる土壌、昼夜の爆発的な寒暖差の影響で酸とミネラルが先行したワインに成りがちだが、収穫期の手間を惜しまない作業、醸造面でも一部のワインを除いて木樽を使わないことで品種本来のピュアでクリーンな果実感が活きたワインを造っている。


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3. ワインを知る

EISACKTALER SYLVANER
SYLVANER100%
1960 年代までドイツで最も多く栽培されていた在来品種。早熟な品種でニュートラルな味わいと香り、酸味と味わいの穏やかなワインが多いが、畑や土壌の影響を受けやすい。ストラッセルホフの畑の中では一番樹齢が高く、古い区画は40 年にもなる。
砂質土壌、標高700m の畑の影響を受け酸とミネラルが特徴の繊細味わいのワインに仕上がっている。
参考上代:3,600 円

EISACKTALER GRUNER VELTLINER
GRUNER VELTLINER100%
トラミナーとSt. ゲオルゲンの自然交配によりできた。1950 年代にオーストリアで最も植えられるようになる。樹精が強いため念入りな収量コントロールを要するデリケートな品種。軽快で酸が中心となるワインが多いが、ストラッセルホフはそこに果実味が加わりバランスの取れたリッチな味わいに仕上がっている。
参考上代:3,600 円

EISACKTALER MULLER THURGAU
MULLER THURGAU100%
1882 年ドイツの人植物学者ヘルマン= ミュラー氏がリースリングとマドレーヌの交配させることで誕生する。品種名も同氏に由来している。非常に早熟な品種のためドイツなど広域で栽培される産地ではデイリーワインとしての生産が多いが、ストラッセルホフでは土壌の特徴を活かした豊かな酸と青リンゴやシトラスなどのニュアンスに溢れたワインとなる。
参考上代:3,400 円

EISACKTALER RIESLING
RIESLING100%
1435 年ドイツ・リュッセルスハイムにて誕生した在来種。ドイツ・オーストリアでは言わずと知れた白ワインの王様と称されている。ピーチやアプリコットなどの風味が特徴的で、甘口から辛口まで幅広くワインが造られる品種だが、ストラッセルホフに関しては張りのある上質な酸が特徴。若いうちはその酸を活かした用途で、熟成に対するポテンシャルも兼ね備える。
参考上代:4,000 円

EISACKTALER KERNER
KERNER100%
1929 年に誕生して以来、ドイツ・ファルツを中心に栽培エリアが広がっていった。
ストラッセルホフが栽培している白ブドウの中では最も糖度が高く、醗酵の段階でアルコールが上がり過ぎるのを防ぐためセレクトイーストとナチュラルイーストを分けて使用する。
土壌由来のミネラルと酸を活かしつつ、フルーティーで厚みのあるボディを合わせ持っている。
参考上代:3,600 円

EISACKTALER GEWURZ TRAMINER
GEWURZ TRAMINER100%
グリューナーフェルトリーナーの親品種であり在来種。ストラッセルホフの中でも国内外からの
需要が非常に高い。ライチ、シトラス、ドライフルーツなど様々なブーケを持つ複雑性の高い
品種だが、味わいとしてはボリュームが出過ぎずにややドライで全体としてのまとまりがあり
食前から食中かけて楽しめる1 本になっている。
参考上代:4,000 円

- ストラッセルホフと旬の食材-
ヴァッレ イサルコのワインとして共通しているのは高標高・砂質土壌からくるキレのある酸と硬質なミネラル。提供時もワインが
冷えすぎているとこの2 つの要素が先行してしまうため、温度も13-15 度の間で品種の個性を活かすことが重要な要素となる。
食材に関しても春から初夏にかけての旬の食材を使用した繊細な味わいの料理がアッビナメントとしては相応しい。
山岳地帯という先入観に捉われず、この春から旬を迎えている海産物( 浅利やサザエなどの貝類など) や
ケルネルやゲヴェルツトラミネールなどの味わいの中にボリュームを感じるものは少しチーズやバターなどの乳製品のニュアンスを加えることで自然と舌になじむ。素朴で繊細なワインだからこそ食事との関係性はまだまだ可能性に満ちている。

  1. 2017/04/06(木) 11:20:07|
  2. ワイン
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