ALTOLIVELLO スタッフBLOG

イタリアワイン専門インポーターALTOLIVELLOスタッフの日々の日常を綴るBLOGです。皆様に美味しいイタリアワインを飲んでいただく機会を増やすべく、日々営業中!

【新規取扱】Fattoria Ormanni【Chianti Classico】


外回りをしていてもジャケットが邪魔になる季節になって参りました。
こう暑くなってくるとあちこちで『ビアガーデン、今年も始まります!』的な広告が出てくるようになりますが、
この6月1日からの酒税法などの法令改正によりビールはじめ酒類全般の過度の安売りが制限されるようになります。
これが酒販業界にどのように影響してくるのか、ワインを生業としている我々としてはしっかり動向を見ていきたいと思います。

さて、そんなニュースも飛び交う中、弊社と致しましてはトスカーナ・キアンティクラシコの造り手
『Fattoria Ormanni-ファットリア オルマンニ-』の取り扱いを開始しました!(唐突)
一部の方には先行案内としてご紹介しておりましたが、しっかりとした量が入港しましたので正式販売開始となります!
今日はそのオルマンニはどのような生産者・ワインなのか詳しくご紹介します!


<以下、弊社資料から抜粋>

FATTORIA ORMANNI
- ジュリオ ガンベッリの意志が宿ったキアンティクラシコ-


1. 地域を知る
 トスカーナのみならずイタリア国内外でもその名が知られるようになったキアンティクラシコ。
気候、土壌、そして標高が異なるという特性により、生産されるワインは同じサンジョヴェーゼから造られるものでも非常にバリエーションに富んでいる。
気候は大陸性で、冬は寒く( 冬季の平均気温は4 ~ 5 度)、夏は非常に乾燥して熱くなり、気温が35℃を越えることがある。
標高は丘陵地帯では250m ~ 600m、山岳地帯は800m で昼夜の寒暖差がある。
年間降雨量は約700 ~ 800mm で主に冬前と春に雨が降る事が多い。キアンティクラシコを語るに外せない地形は豊富なキャラクターを持ち、ワインにそれぞれの個性を与える。
サンカッシャ-ノバルディペサ地区は泥灰質を基盤とした土壌が多く、グレーヴェインキアンティ及びそれより標高の低い一帯では粘土質石灰岩、モンティデルキアンティの尾根部分は主に砂岩石からなる石灰質砂岩、南中央部では石灰岩の石が多く、そしてカステルヌオーヴォベラルデンガの広範囲では凝灰岩が多く見つかる。
 その中で、ファットリアオルマンニが所有するおよそ60ha の葡萄畑は、西部のポッジボンシとバルベリーノヴァルデルサにまたがっており、基本的にはガレストロ(※)をメインの土壌としている。
知る人ぞ知るキアンティクラシコのエリアを代表する土壌構成であり、オルマンニのワインを語る上では欠かせない1つのキーワードとなる。
※ガレストロ: 白亜紀の有機物に乏しく、岩石に富んだキアンティクラシコ地域の典型となる土壌。

2. 生産者を知る
 オルマンニの歴史は古く13 世紀にまで遡る。当初はオルマンニ家によって所有されていたが、その後戦争に負けフィレンツェを追放される。その後、スカラッティ家・メディチ家を経て1818 年に現在のブリーニ家の所有になる。現在のカンティーナは1914 年に造られたもので、バリカイア( 木樽の貯蔵庫) に至っては17 世紀にできたものとされている。
現在のオーナーはブリーニ家五代目当主パオロ=ブリーニ氏。同氏は1960 年代からサンジョヴェーゼの巨匠と謳われたジュリオ=ガンベッリ氏をコンサルタントとして迎え入れ、トスカーナワインの代名詞とも言えるサンジョヴェーゼにフォーカスしたワイン造
りを進めていく。
ジュリオ=ガンベッリ氏が何故サンジョヴェーゼの巨匠と言われるようになったのか。
それは絶対的な試飲能力にある。彼は1つのサンジョヴェーゼのワインを試飲することで生産者・ヴィンテージだけでなく畑の位置なども特定することができたという。故に同氏は『サンジョヴェーゼの生育に適した畑』を培ってきた経験、その天才的な感覚から
見分けることができた。コンサルタントエノロゴとして手掛けたワイナリーは数知れず、モンテヴェルティーネ、ポッジョディソット、カーゼバッセなどはあまりにも有名である。
そんなジュリオ=ガンベッリ氏が目を付けたのがオルマンニの畑。バルベリーノヴァルデルサ側の畑は、アルベレーゼガレストロで白い岩石がゴロゴロとしている標高350m。現在では樹齢40 年のアルベレッロのサンジョヴェーゼを中心にワインの生産している。90 年代のスーパータスカンブームからは完全に距離を置き、地道なワイン造りを進めるが、正式なアグロノモがおらずポテンシャルを持つ畑をうまく表現できずにいた。2009 年、そこに加入したのがカステリーナインキアンティ・サンファビアーノカルチナイアのディレクターであったロッコ=ジョルジョ氏。彼はその畑のポテンシャルを活かすため手の行き届いた手入れはもちろん、積極的な畑の植え替え、圧倒的な収量制限を行い現在では60ha もの広大な畑から16 万本のワインを生産している。
2012 年ジュリオ氏は病を患いこの世を去ったが、生前最後にロッコ氏にこう言い残したという。
『オルマンニは凄くポテンシャルのある畑だけど、そのポテンシャルを発揮させることができる責任者が今までいなかった。ロッコが来てそれを形にしてほしい。』
現在はジュリオ氏の一番弟子であるパオロ=サルヴィ氏がコンサルタントエノロゴとして就任し、ロッコ氏と共に畑及び醸造面双方の改革に取り組んでいる。ジュリオ=ガンベッリ氏の意志を受け継ぐもの同士によって眠れる畑から世界を揺るがすワインの誕生も近い。


3. ワインを知る

CHIANTI CLASSICO
SANGIOVESE 95% CANAIOLO5%
参考上代:3,000 円
Chianti-Classico-Ormanni.png
バルベリーノヴァルデルサの平均樹齢40 年のブドウを選抜。
ステンレスタンクでの発酵、大樽(1800ℓ) と2,3 回落ちのバリックで12 ヵ月熟成。
鮮やかなルビーレッド。赤系果実のフルーティーな香りの中にジャムのような甘いニュアン
スも。フレッシュで伸びやかな酸と果実味、こなれたタンニンが合わさりバランスの取れた
飲み口。クラシカルなスタイルのキアンティクラシコ。

CHIANTI CLASSICO RISERVA” BORRO DEL DIAVOLO”
SANGIOVESE100%
参考上代:4,500 円
Riserva-Ormanni.png
オルマンニが所有する最高条件の畑『ボッロデルディアボロ』『モンティニャーノ』の2つ
から収穫したブドウを使用。ステンレスタンクで醗酵。新樽は一切使用せず、2 回、3 回目
のバリックで12 ヵ月熟成。その後セメントタンクで落ち着かせたのち、瓶熟を行う。
落ち着きのある色合い、プラムや熟成バルサミコなどの複雑性に富んだ香り。
しなやかな酸がタンニンと混ざり合い、しっかりとした余韻の長さも感じる。

CHIANTI CLASSICO GRAN SELEZIONE
SANGIOVESE100%
参考上代:7,000 円
GranSelezione-Ormanni.png
『ボッロデルディアボロ』『モンティニャーノ』及び、オルマンニが所有する最古の畑
『マリア-タ』より長期熟成に向いたブドウのみを使用する。樽からの過度の抽出を抑える
ため、リゼルヴァ同様バリックは新樽を使用せず12 ヵ月熟成。残りの期間はセメントタン
クと瓶詰後に熟成。色合いはややガーネット、華やか且つ高級感のある香り。酸度をしっか
りと保っており、ボリュームに頼らず上品な質感がワインのレベルの高さを感じさせる。

JULIUS
SANGIOVESE60% MERLOT30% SYRAH10%
参考上代:4,800 円
Jiulius-Ormanni.png
ジュリオ=ガンベッリ氏に敬意を表し、同氏の名を冠したスーパータスカン。
濃いルビーレッド、ダイレクトな果実のアタックとスパイシーなニュアンス。柔かさと奥深
さを兼ね備えた完成度の高い1 本。ワイナリーがコンセプトに掲げる
トスカーナの地場品種にフォーカスしたDOCG レンジとは一線をがしたセパージュだが、
バランスのとれた気品のある酒質から『オルマンニらしさ』を感じることができる。

CANAIOLO
CANAIOLO100%
参考上代:3,000 円
Canaiolo-Ormanni.png
カナイオーロはキャンティで何世紀にもわたって使用されている古代エトルリアのブドウ。
本来はサンジョヴェーゼの硬さを柔かくするために補助品種の役割として使用されることが
多いが、オルマンニでは2012 年から試験的に単一での醸造を行っている。
色鮮やかな明るいルビーレッド。甘酸っぱいチェリーやキイチゴのような香り。
ハツラツとした酸と果実感が特徴の1 本。



クラシカルな一面を持ちつつ、秘めたるポテンシャルを持つキアンティクラシコ。
是非一度お試しください!

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  1. 2017/06/01(木) 17:57:31|
  2. ワイン
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  4. | コメント:0
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