ALTOLIVELLO スタッフBLOG

イタリアワイン専門インポーターALTOLIVELLOスタッフの日々の日常を綴るBLOGです。皆様に美味しいイタリアワインを飲んでいただく機会を増やすべく、日々営業中!

ワイナリー訪問記 vol.1

ミュンヘンで半日ロスをしましたが、イタリア到着後
合流した「闘うワイン商ご夫妻」と、マルケ州へ。
クプラモンターナにある、LA DISTESAを訪問です。
このワイナリー、おそらく弊社扱いのワイナリーの中で最も個性的。
万人受けはしないかもしれませんが、造り手の気持ちが凄くワインに
現れているワイナリーです。

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東のアドリア海まで35km、西にはアペニン山脈モンテ・サン・ヴィチーノ(標高1450m)がそびえます。
メインの畑の有るサン・ミケーレという集落は標高380m。夏でも1日の寒暖差が大きく、葡萄栽培には
最良のコンディションと言えます。
オーナーのコッラード氏の祖父が、生前ここでワイン造りをしていたのだが、
1974年に亡くなってからは土地を人に貸していたとのこと。
コッラード氏は経済学部卒業後、ミラノで銀行マンをしていましたが、定年退職した父と、
興味本位でワイン造りを始めました。
やがてワイン造りにのめり込んだコッラード氏は2000年にLa Distesaを設立。
有機栽培による葡萄栽培もこの時期からスタートします。

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住居とアグリツーリズモ。昔の農家の家を改装して使っています。

IMG_4471.jpg
サン・ミケーレに有るメインの畑、といっても僅か2.5haほど。
ここにヴァルディッキオ、カベルネ、サンジョヴェーゼ、トレッビアーノ、マルヴァジアが植えられます。
GLI EREMIに使うヴェルディッキオはこの畑の下のほうの0.5haの区画。
樹齢30年のものを使うそうです。
葡萄の列の間には、豆類を植えます。豆類の根が土を柔らかくしてくれ、粘土が固くなるのを
防いでくれるそうです。
6月頃には豆が伸びてくるので、それを抜いて、土に混ぜる。
豆類に窒素が多く含まれるからだそうです。

IMG_4476.jpg
3種類ほどの豆類の葉。


仕立てはコルドーネ・スベルナート。テッレ・シルヴァーテに使われるヴェルディッキオは
平均樹齢25年です。
有機栽培ですので、農薬は勿論使いませんが、ボルドー液(硫酸銅)といっても銅のみを薄めて
使うそうです。

IMG_4505.jpg
カンティーナも小規模なもので、非常にシンプルな造りです。
スーペリオーレのTERRE SILVATEは
収穫の3日前に、イーストを作るために全収穫量の10%を収穫。
茎のみを取り除き、皮と実をタンクに入れると、約72時間で醗酵が始まります。
本収穫の朝にモストとからカスを取り除き、醗酵タンクに移します。

残りの9割の葡萄は収穫後ソフトプレス。酸化防止のためにCO2と少量のSO2を添加。
一晩落ち着かせてから、醗酵が始まっている醗酵タンクに移します。
醗酵が終わったら、1週間に1回ほどバトナージュをします。6ヶ月ほど落ち着かせて、
清澄・フィルタリングをして、ボトリング。

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Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico Superiore"TERRE SILVATE"

2005ビンテージから飲んできましたが、年々良くなっていきますね。
アプリコットや洋ナシの香りと、しっかりとしたミネラル感。
存在感の有るヴェルディッキオです!

ディステーザ報告、まだまだつづく・・・はず。
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  1. 2011/04/19(火) 21:24:06|
  2. 輸入
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

なかなか現地に行けない私には、このような情報はとてもありがたいです。飲みたくなりました(笑)。
続編も楽しみにしてます!
  1. 2011/04/20(水) 06:59:36 |
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  3. アマ #-
  4. [ 編集]

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