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ALTOLIVELLO スタッフBLOG

イタリアワイン専門インポーターALTOLIVELLOスタッフの日々の日常を綴るBLOGです。皆様に美味しいイタリアワインを飲んでいただく機会を増やすべく、日々営業中!

Vinitaly Vol.5■ラ・ディステーザ

さて、いつになったら終わるのやら・・・なヴィニタリー報告ですが。。
お次はマルケのラ・ディステーザです。
先日のAIS関西の試飲会や、現在発売のワイナート氏でも特集をされており、
今、最も「旬」な品種がヴェルディッキオです!!
ラ・ディステーザのオーナー、コッラード氏はカタログにもあるように、エリート街道を捨てて、農家になった珍しい人です。
僅か1万本のワイン生産と、アグリツーリスモの経営で、生計を立てています。

今回、ヴィニタリーには参加せず、ヴィーニ・ヴェーリという団体が主催する展示会に出ていたため、夜にヴェローナで食事をしながら
新ビンテージの試飲をしました。

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ヴェローナのチェントロ、綺麗な街並みです。ヴィニタリー期間中はソアーヴェのホテルと会場の往復なので、
チェントロはほぼ初めてです。

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行ったレストランは、Ristorante Al Carro Armatoというお店で、ヴェネトの郷土料理を食べさせてくれる
歴史の有りそうな食堂でした。

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ヴィーニヴェーリの会場からワインを持って駆けつけてくれた、オーナーのコッラード氏(左)と、
アシスタントくん(右)。
コッラード氏もまだ30代、このアシスタントくんなんてまだ20代半ばというから驚きです。
というか、コッラードのほうが若く見えるけど・・・・

試飲したワインは

・Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico Superiore"TERRE SILVATE" 2009
・Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico Riserva"GLI EREMI"2008
・"Nur" Marche Bianco IGT 2008
・"NOCENZIO"Marche Rosso IGT 2008
・"99" vino da tavola solera

このワイナリーのワインは、4ビンテージほど前から日本に入っていますが、年々
クオリティーが上っています。
例えば、ステンレスで仕上げたテッレ・シルヴァーテは、日本で出くわすシチュエーションの中で、
かなりのシーンで活躍するワインだと思います。
・天ぷら/山菜料理/魚介/鍋/中華/etc....
高い香りと、引き締まったミネラルが、素材の味を活かします。

ただ、たまに話題になるのは、香りの中に「ビオ」っぽさがある・・・・という表現です。
確かに、ファーストノーズに共通して、アーモンドのような香りが有るのがこのワイナリーの
特徴なのですが、コッラード氏曰く、この「アーモンドの香り」はヴェルディッキオ種の特徴が良く出ている。
という事のようです。
現在のワイン市場において、「ビオ」という言葉は、色々な意味で注意して使わなければいけない
用語なので、あまり深くは触れたくはありませんが。。。

ディステーザでは、畑は有機栽培をして、醗酵の際のイーストも、ナチュラルイーストを用いています。
コッラード氏の考えでは、ナチュラルイーストを使う事によって、セレクトイーストのようにどのワインも
均一化された味わいになるのではなく、自分の土地の特徴を良く表現できるそうです。
確かに、大阪で行なったヴェルディッキオを並べた試飲会でも、「これ、ヴェルディッキオですか?」という
質問もありましたし、ワイナート詩の座談会でも「ブラインドで飲んだら、ヴェルディッキオとは思わない。」
という事も書かれていましたね。
ただ、皆さん、「ワインは美味しい。」と言ってくれることからも、味わいの評価は非常に高いようです。
良い意味で均一化されない、個性派ヴェルディッキオという訳ですね。

また、コッラード氏が言っていたのは、
「別に自然派と呼ばれる事を目指しているわけでもなく、原始的なワイン作りをしたい訳でもない。
ただ、自分の中で美味しく、他とは違うヴェルディッキオを造りたいだけ。」
との事です。
実際に、デリケートな白葡萄の香りをクリーンに保つため、プレス時は窒素をタンクに入れて、酸化を
防ぐなど、最新の技術も使っています。

確かに、「ヴェルディッキオの個性」といわれても、「軽やかで飲みやすい・・」というような認識が
高いのですが、実際はミネラルもあって、香りもあって、しっかりしたワインを造るポテンシャルを
持っている。
そういうことを証明するために、コッラード氏の試行錯誤は続いていきます。

という訳で、我々も、「自然派」とか「ビオ」とかそういう言葉に踊らされずに、ワイン1本1本の
性格を見ていかなければならないなぁ。。。と、強く実感した夜でありました。

というわけで、これからは「自然派ヴェルディッキオ」ではなく、
個性派ヴェルディッキオ
という事で、皆さんよろしくお願いします。

おまけ・・・・
レストランで食べた馬肉料理。しつこくなくて、どれも美味しい。。
IMG_3069.jpg

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  1. 2010/06/12(土) 18:06:48|
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