ALTOLIVELLO スタッフBLOG

イタリアワイン専門インポーターALTOLIVELLOスタッフの日々の日常を綴るBLOGです。皆様に美味しいイタリアワインを飲んでいただく機会を増やすべく、日々営業中!

2013年を終えて

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あと24時間ほどで、2013年も終わろうとしています。
ALTOLIVELLOとして7回目の年末を迎えるわけですが、
何年たっても波瀾万丈、いろいろな事が起きました。
ワイナリーに関してはスポットを除き、新規のワイナリーは増やさず、
改めて既存のワイナリーの商品と向き合う事を心掛けてまいりました。
お陰様で、創業時からのブランドに関して、再び見直していただく
機会も増えたかと感じております。
派手なことをしなくても、季節感と商品が持つ価値観を
バランス良く継続してご提案していく。
簡単なようで、非常に難しい事ですが、来年以降も心掛けて
行きたいと思っております。
日本国内は、政権主導の経済政策で、高揚感が随分と出てきているようですが、
まだまだ震災からの復興、福島の問題など、不透明な事に溢れております。
円安誘導の政策は、我々輸入業には容赦無い打撃になり、
円高時に行われた輸出関連企業へのへの救済処置も行われる気配はありません。
そんな中迎える2014年。
企業としてこの厳しい環境を生き抜くために、スタッフ全員で
知恵を絞って行きたいと思っています。

顧客の皆様、そして弊社ワインを楽しんでいただいた消費者の皆様。
メーカー、エージェント、取引業者、業界関係者の皆様。
今年も大変お世話になりました。
来年も皆様のご協力をお願いしまして、年末のご挨拶とさせていただきます。
良いお年をお迎えください。

株式会社アルトリヴェッロ 伊東 長敏
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  1. 2013/12/30(月) 23:46:37|
  2. giorgio
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■giorgioの南イタリア紀行2013 vol.11

2013年も間もなく終了ですが、半年前の南イタリア紀行。
秋からの繁忙期で、完全にストップしていました。
続きは来年書くつもりでいましたが、どうしてもこのネタだけは
今年のウチに書いておきたかったので、頑張ってUPします。
昨年の秋に、FERROCINTOのルイージが来日したときに、
「ウチの近くのワイナリーで、美味しいヴィーノドルチェを造ってるから
 サンプル持ってきてやったぜ!」
と、1本のモスカートパッシートをお土産でくれました。
そのワインが、今日のネタである

MOSCATO DI SARACENA CANTINE VIOLA

でした。
テイスティングしたその時の驚きと言ったら。。。
兎に角、美味い!
ハチミツと化してしまったようなトロトロ感と、優しい味わい、
余韻は長いのに、甘ったるくない軽快さ。
喜びと同時に。。。
「きっと高いんだろうな~」と思いましたよ。

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年が明けて今年の春、VINITALYでVIOLAのブースを訪問。
サラチェーナとは、サラセン人の作った村で、その村の農家で伝統的に
造られてきた地酒こそが、MOSCATO DI SARACENA
であると言う事。
そして、このワイン、ただのモスカートのパッシートではなくて、
非常に興味深い製法である事をVIOLAファミリーから伺いました。

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中央がオーナーのルイージ=ヴィオラ氏
左が長男で畑を担当するアレッサンドロ氏
右が弟の営業担当クラウディオ氏

このVINITALYのブースで聞いたワインの製法、ちょっと信じられなくて、
完全に言葉を聞き違えちゃっているんだろうな。と思ったので
今回のワイナリー訪問で、全てが明らかになる。
と、モスカート ディ サラチェーナ ミステリーツアーが始まったのです。


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カラーブリア州コセンツァ県、フェッロチントのカンティーナがある
カストロヴィッラリからも10kmちょっとのところに、サラチェーナという村があります。

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まずは畑の見学から。
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ヴィニタリーの時のよそ行き仕様とは打って変って、ジモティーヴァージョンの3人。

畑の海抜は350mで、イオニア海までは約10km。西側にもポッリーノの山脈の一部が
掛かっており、頂上の標高は1400mあるそうです。
山から海へ乾燥した風が吹きぬける場所に畑は在ります。
モスカート サラチェーナに使う葡萄はモスカートだけではなく実は3種類。

モスカテッロ
ガルナッチャビアンカ
マルヴァジアビアンカ

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これは、実が付き始めたモスカテッロ

合わせて2haの畑があり、
モスカテッロが40%、他2種が合わせて 60%植えられています。
畑は全て有機栽培で、BIOAGRICERT の認証を取っているそうです。

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畑からさらに登った町の中に小さなカンティーナ(作業場?)は在ります。

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自宅の1Fがカンティーナになっており、収穫されたモスカートはこの棚で
陰干しにされます。

そして驚くのが次に出てくる写真。

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そう、寸胴です。
先ほどにも書いたように、モスカート ディ サラチェーナはモスカート以外にも2種類の葡萄が
使われます。
ガルナッチャビアンカとマルヴァジアビアンカ。この2種類に葡萄は収穫後
トルキオ(昔ながらの絞り器)で絞られて、
寸胴の中に入れられます。
このモスト(葡萄汁)を弱火で1/3の量になるまで煮詰めます。
そのモストの中に、陰干ししたモスカートを投入して
自然に醗酵するのを待つそうです。

昔、農家で作られていたころは銅の鍋で煮詰めていたそうですが、VIOLAでは
ステンレスの寸胴を2重にして、モストが焦げないように細心の注意を払います。

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ん~。日本人にはどうしてもラーメン屋さんの什器に見えてしまいます。


ルイージ氏(フェッロチントのルイージとは、別ですよ。)はもともと学校の先生。
サラチェーナはサラセン人(アラブの人達)が作った町。
紀元後10世紀に彼らが渡って来て、独自の葡萄でワインを作り始めたのが最初と言われていて、
各家庭に伝わったそうです。
モスカテッロ、ガルナッチャという呼び方も、そういった経緯によるものだそうで。
農家だったルイージの家でも代々作っていたのですが、次第に街も高齢化。
若い人も街を出て行き、この酒を作る家も減ったそうです。
1950年代までMAZZIOTTIという会社が有り、製品化していたのですが、
後継が居なくて廃業してしまったそうです。
このままでは伝統的な地元の酒が無くなってしまうと危惧したルイージが1998年に一念発起。
自分でワインを製品化して販売しようと決めます。
作ったワインを2本、ローマのガンベロロッソに持って行ったところ、
かなり興味を持たれて、いきなり2ビッキエーリ。
スローフードを始め、注目されるようになりました。

絶滅寸前の希少価値の商品に与えられる
SLOWFOOD PRESIDIOの認定も受けています。
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とにかく、このワインの伝統を守る為に、自分の生涯を掛けてしまった
ルイージさん72歳。息子達にもこのまま
この伝統を伝えていってもらいたいものですよね。
5000本ほどしか生産されない手作りワインですが、
見つけたら、是非手に取ってみてください。
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  1. 2013/12/27(金) 20:20:25|
  2. giorgio
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◆クリスマス前の連休は・・・・・

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いよいよクリスマスですね。
街はイルミネーションに溢れて、恋人達は寄り添いながら。。。。
というわけで、素敵なレストランで弊社のワインを飲んでいただければと思いますが、
いまどきは、ホームパーティーも盛んですよね。
「週末は、家族と自宅でちょっと贅沢を。。」
とか、
「友達の家で、みんな集まってクリスマス会~!」
という皆様のために、週末の3連休に、試飲販売させて頂きます。
美味しいワインをご紹介させていただきますので、是非お立ち寄りください。


① 銀座プランタン B2F ワイン売り場
  12月22日(日)・23日(月) 12:00~19:00頃まで
  カラブリアからFERROCINTOのスプマンテ DOVI
  ピエモンテからMONCHIERO・PECCHENINOなどご案内予定。
  担当:giorgio
  http://www.printemps-ginza.co.jp/shopinfo/wine/

② 恵比寿ガーデンプレイス「ワインマーケットパーティー ワイン売り場」
  12月23日(月)13:00~19:00頃まで
  ヴェネトから人気のLE MANZANE プロセッコ
  冬に飲みたい赤セット
  トスカーナ州 サンファビアーノ・カルチナイアのキアンティ・クラシコ
  アブルツォ州 フォッソコルノのモンテプルチアーノ・ダブルッツォ リゼルヴァ
  担当:maru
  http://www.partywine.com/shop/

宜しくお願いします!!
  1. 2013/12/18(水) 17:07:56|
  2. ALTOLIVELLO
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年末年始の営業案内です。

早いもので、今年もあと3週間となりました。
年末まで怒涛の日々が続きますが、お得意先様に
年末年始の営業のご案内です。

◆12月21日(土)~23日(祝)まで出荷が出来ませんのでご注意ください。
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●年内最終出荷日 12月26日(木)
●弊社休業 12月28日(土)~2013年1月5日(日)
●年始出荷開始 2013年1月6日(月)

◆毎年の事ですが12月は荷物が大変込み合います。
 余裕を持った発注をお願いいたします。
  1. 2013/12/11(水) 18:29:32|
  2. ALTOLIVELLO
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