ALTOLIVELLO スタッフBLOG

イタリアワイン専門インポーターALTOLIVELLOスタッフの日々の日常を綴るBLOGです。皆様に美味しいイタリアワインを飲んでいただく機会を増やすべく、日々営業中!

■giorgioの南イタリア紀行2013 vol.8

IMG_6249.jpg
さて、やって参りました。カラーブリア州、コセンツァ県カストロヴィッラリ。
まあ、間違っても日本人の観光客の方は行かないと思いますが。。。

※と書いたら、先日のカンサイタリーに、「先日行ってたんです。」という
 イタリア好きの方がいらっしゃっていて、かなり驚きましたが。。。

カストロヴィッラリは、カラーブリア州の北端。バジリカータ州との州境にあるポッリーノ山脈の
麓の町です。上の写真の背後にそびえる山々が、標高2,000mを越える
ポッリーノの山々です。
フェッロチントの母体になっているCAMPOVERDEという会社は、
古くから、果樹の栽培・販売。酪農・チーズの製造などを行なってきた
カラーブリアを代表する会社です。
ワイン用葡萄の畑は全体で105haの広さがありますが、
FERROCINTOのワインに使われる畑は、カンティーナの周りの
標高250mの畑ではなく、さらに北に上った標高450m以上の
場所に在るVIGNEと昔から呼ばれた地域に在る別荘の周りに有ります。
FERROCINTOの別荘は、現オーナー、ルイージの母方である
サリトゥリ家が1658年にお城をイメージした別荘を建てたのが始まりです。

IMG_6236.jpg

門構えが凄いですね。
ここを入っていくと、今は結婚式なども行なわれている
TENUTE FERROCINTOが見えてきます。

IMG_6241.jpg

これが、ラベルにも描かれているFERROCINTOのお城です。
現在もルイージの従兄弟であるサリトゥリ家の子孫がこの別荘を管理しています。

もともと、この地域はVIGNEと呼ばれていた場所で、葡萄栽培に適した環境として、
古くから知られていたそうです。
代々所有してきたブドウ畑を、ルイージの父方の家業であるCAMPOVERDEの
プロジェクトとして、
「高品質のPOLLINOのワインを作り出そう。」
という計画が持ち上がったのが90年代後半。
果樹栽培のノウハウは、完璧に持ち合わせているCAMPOVERDE社ですが、
ワイン造りのノウハウは多くは有りません。
「この土地を表現できるワイン造りに必要なもの」を調べる為に、パレルモ大学の
研究チームに土壌調査を依頼。
2002年から2003年にかけて、FERROCINTOの畑の植え替えを
行ないます。
IMG_6248.jpg

4,500~5,500本/ha の密植。
6~7t/ha の収量。
灌漑に頼らず、有機栽培を前提とした仕立て。

すべては、POLLINOの葡萄のポテンシャルを証明する為に、妥協の無い
チャレンジがスタートしました。

IMG_6261.jpg

そして、パレルモ大学の教授にコンサルタントを依頼されたエノロゴ、マルコ=モンキエロ氏により、
醸造責任者に抜擢されたのは、現在35歳のステファノ=コッポラ氏。
醸造学校を卒業後、シチリアやトスカーナのワイナリーで修行を積み、
FERROCINTOのプロジェクトを指揮する事になりました。

当時、この地域にはPOLLINOというDOCが有りましたが、
法律の内容は世界的に有名なCIROと同じもの。
赤ワインにはガリオッポ種の使用が義務付けられていました。

しかし、ガリオッポをこの地域に植えると、11月まで待たないと葡萄が熟さず、
高品質のワインには程遠い物が出来る状況だったとか。
丁寧な土壌調査の結果、

もともとのPOLLINOの土着である

白葡萄は
・グレコビアンコ
・モントニコ

黒葡萄は
・マリオッコ
・アリアニコ

を中心に。更に、この地域のポテンシャルを世界のワインとも比べて
欲しいということで、
・シャルドネ
・カベルネ

も栽培しています。


書き始めるとやはり長くなるな。。。という事で、
カラブリア編が暫く続きます。

つづく

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  1. 2013/07/25(木) 19:56:55|
  2. giorgio
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7月28日(日) 夏ワインTASTING@三鷹・やまさけ

553280_471814682867347_1740319895_n.jpg


今週末は三鷹で試飲販売を行ないます!
夏の限定入荷、新着のFERROCINTOなど全10アイテムが試飲出来ますので、
お誘い合わせの上、ご参加ください。

日時:7月28日(日)  15:00~18:00
場所:三鷹 やまもと酒店 Stories
お問い合わせ:0422-43-5586
http://www.yamasake.com

出展予定ワイン ※変更になる場合があります。

・FRIZZANTE PROSECCO DOCG /LE MANZANE 
・ROSEO FRIZZANTE ROSE /LE MANZANE 
・SANGERVASIO ROSA SPUMANTE/SANGERVASIO  
・DOVI METODO CLASSICO SPUMANTE/FERROCINTO  

・CUSTOZA 2011/TERRE DI MARIAPIA 
・GAVI 2012 /MONCHIERO CARBONE 
・MONTONICO TERRE DI COSENZA 2012/FERROCINTO  

・CAMPI FREGLEI DEPIE ROSE 2011/CANTINE FARRO 
・ETNA ROSSO 2010/SCILIO 
・MAGLIOCCO TERRE DI  COSENZA 2011/FERROCINTO 



※消費者の方向けの試飲会です。
 飲食店様は同じ内容で7/29(月)にも行ないます。
 合わせてご利用ください。
  1. 2013/07/24(水) 15:31:11|
  2. giorgio
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夏のおすすめオファー

CANTINE FARRO
                     神話の土地のワインを飲もう!

今年の夏オススメワインの紹介です。

IMG_6525.jpg

ナポリ西に位置する「カンティーネ・ファッロ」から、夏に飲んで貰いたいワインのご紹介です。

ワイナリーの畑はヨーロッパでも有数の火山地帯の「カンピ・フレグレイ」に位置します。

ギリシャから葡萄が伝わってから現代まで紀元前の歴史を残しているワインの銘醸地です。

IMG_4590_20130107134237_20130719110943.jpg
オーナーのミケーレ・ファッロ氏

数万年前の噴火によって造られたカルデラ盆地に町が形成され、

ブドウもこのカルデラの内側の畑で栽培されます。

歴史のあるカンピ・フレグレイの葡萄は、1800 年代にヨーロッパを襲ったフィロキセラからも

身を守ることができました。

火山灰による硫黄分の多い砂質土壌、そして活火山の影響で土の温度が高いために、

フィロキセラが死んでしまうのです。

ファッロの畑ではビオ・ロジックが実践され、平均樹齢は20 年。

中には100 年を超える古木もあります。全ての樹はアメリカ台木を使わない、

まさにプロフィロキセラで、接木をしていません。


白のファランギーナ、ロゼ、赤のピエディロッソのラインナップ。

是非、この夏は

CANTINE FARROを宜しくお願いします。

  1. 2013/07/19(金) 11:14:18|
  2. ALTOLIVELLO
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■giorgioの南イタリア紀行2013 vol.7

シチリア、SCILIOのツアーを終えて、
一路、カラブリア、コセンツァ県へと向かいます。
今回は陸路での移動なので、シチリア島から
カラブリアへはメッシーナ海峡をフェリーで渡って向かいます。

IMG_6134.jpg
こちらが、メッシーナ港。
フェリーは45本に1本出ていますが、結構な利用者が居るようで、
大型車中心に、大渋滞でした。

もともと、メッシーナ海峡には、日本のIHIが受注した3300メートルと、明石海峡大橋を抜いて世界最長のつり橋となる「メッシーナ海峡大橋」の建設が決まっているのですが、
イタリアの政権の混乱とともに、一時は凍結。現在、また着工しているようですが、
完成の目処は立っていないようですね。

参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%8A%E6%B5%B7%E5%B3%A1%E5%A4%A7%E6%A9%8B

IMG_6135.jpg

いよいよ出航。シチリア、そしてエトナ山ともお別れです。
3日しか居なくても、やたらと濃厚な時間だったので、
少し寂しいような。。。


IMG_6138.jpg
港のバールで買ったアランチーニを船内で頂きます。

メッシーナ海峡は、最も狭いところでは3kmほどしかなく、フェリーも20分ほどで
カラブリアのヴィッラ・サン・ジョヴァンニ港に到着。

IMG_6140.jpg
いよいよ本州上陸です。

余談ですが、メッシーナ海峡は、鉄道に乗ったままでも渡れるんですよね。
4両編成の列車を、すっぽり飲み込んでしまう、列車用のフェリーが
有るそうです。
Messina-treno_20130716191158.jpg
http://4travel.jp さんから画像拝借しました。


というわけで、次回からは、ガッツリFERROCINTOになりますので、宜しくお願いします!

つづく

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  1. 2013/07/16(火) 19:14:52|
  2. giorgio
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■giorgioの南イタリア紀行2013 vol.6

エトナのSCILIO特集は如何だったでしょうか。
日本人にとっては、エトナは非常に親しみやすい存在かと思います。
それはやはり、日本一の火山である「富士山」の存在と、どこか重なる
ところが有ったりしますよね。

fuji.jpg



etna.jpg

似てますよね。どちらが富士山で、どちらがエトナか分りますか?

上が富士山、下がエトナ山です。

噴火の恐怖を抱えながらも信仰の対象としても、無くてはならない存在の火山。
日本とイタリアは、火山というキーワードでも、繋がっているんだな。と思いました。
そして、今回のイタリア滞在中にカンボジア・プノンペンにて開催されていた、
第37回世界遺産委員会では、
『富士山-信仰の対象と芸術の源泉』が世界文化遺産に。
『エトナ山』が、世界自然遺産に。
それぞれ認定されました。
イタリアでは、日本の富士山ほど騒がれていないようですが、これは国民性の
違いでしょうか。

これからもシチリアの富士「エトナ」からは目が離せませんね。

以上、エトナの余談。でした。

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  1. 2013/07/11(木) 21:06:04|
  2. giorgio
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■giorgioの南イタリア紀行2013 vol.5

さて、皆さんも随分エトナ、そしてSCILIOが身近に感じられるようになってきたと思います。
最後にご紹介するのは、そうです。
あの、   「特別な畑」    です。

SCILIOの在るリングアグロッサは、エトナ山の北東部に位置しますが、そこから車で40分以上掛かる
でしょうか。
エトナ山の外周道路として知られる“QUOTA MILLE”(1000mの海抜という意味。)という
道路を西に向かいます。

IMG_6073.jpg

過去に何度も溶岩が流れてきた事が分ります。
本当に、エトナの人々は命がけですよね。既にこのあたりで、標高は1000m近く有ります。

IMG_6076_20130706144110.jpg

この辺りは、高級エトナワインの産地として知られるPASSOPISCIAROの南側になります。
ワイナリーで言うと、

TERRE NERE
I VIGNERI
GIROLAMO RUSSO
PASSO PISCIARO

などなどが、所有するエリアですね。
関東人からすると、浅間山の鬼押し出しが、永遠と続くイメージです。
参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%BC%E6%8A%BC%E5%87%BA%E3%81%97%E5%9C%92

Randazzoを過ぎてから、道はエトナに沿って南に折れていくのですが、ここから、
農道に入っていきます。まず、素人ではこの農道が見付からないと思います。
SCILIOの人たちも、ジョヴァンニ父さんの4WDのFIAT パンダでしか
入っていけないそうです。

IMG_6079.jpg

気分は完全に水曜スペシャル 「川口浩探検隊シリーズ」で、
ジョヴァンニ父さんは、「ヘビが居るから気をつけろ。」と、さながら川口隊長です(笑)
参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E6%9B%9C%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB


IMG_6091.jpg
流石にもう、車は入れないでしょ!?


と思ったところで、目的地に到着です。

IMG_6090.jpg

ALTAQUOTAの畑です。

草が伸び放題のALTAQUOTA。これでも2週間前に雑草を刈ったそうですが。
標高は1070m。ここに植えられるのはネレッロ・マスカレーゼ。
アルベレッロで、幹はかなり太です。
もともと、この畑の所有者は女性で、1915年にこの場所に葡萄を植えたらしく、
SCILIOが葡萄を買っていたそうなのですが、醸造家のアドバイスも有って、
この畑だけの単一のキュヴェ「ALTAQUOTA」を作る事になったそうです。
現在は、SICILIOが買い取り、所有しています。


1ha弱の畑は完全なプレフィロキセラで、樹齢は97年。
この畑も昔から自然とビオロジックです。
雪に覆われるエチケッタの絵は、写真を
元にイラストにした物で、実際に冬は雪が積もるそうです。

IMG_6085.jpg
ジョヴァンニさん、良い畑を持っているではないですか!
作業用の車も入れないので、全て手作業なのは勿論、収穫した葡萄も、
途中、農道が広くなるところまでは、PANDAで運ぶそうです。

IMG_6088.jpg
いやぁ。凄いですよね。まさにアルベレッロの古木。
エトナの真髄を見た気がします。

帰りにRANDAZZOの街に寄ったのですが。この街凄い。
まさに、溶岩の街。


IMG_6097.jpg
建物が全て・・・・


IMG_6098.jpg
教会まで。。。

真っ黒です!!

まさに、火山とともに生活する人々の町で生まれる、火山のワインなんですね。

SCILIOのワイナリーと、ALTAQUOTAの畑の位置関係を地図上に
書いてみました。
丁度、WINARTさんの68号「シチリア特集」で、良い地図があったので、拝借しました。

SCILIO MAP
結構離れているんですよ。
ちなみに、エトナの北側(RANDAZZO方面)ではネレッロ・マスカレーゼに向いている
畑が多いとされ、東側(ミーロ方面)は、カリカンテを中心とした白葡萄の栽培が盛んだそうです。
そういう意味では、中間に在るリングアグロッサのエリアは、どちらの可ポテンシャルも
高い地域といえるでしょう。
そして、ALTAQUOTAに関しては、エトナの中でも一目置かれる畑だと言って良い
非常に価値のある畑だと思います。

つづく


今日の畑で造られたワイン
ALTAQUOTA-mini.jpg

【限定品】
ETNA ROSSO ALTAQUOTA
現行:2009
格付け:DOCエトナ
参考小売価格:¥7,000(税別)

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  1. 2013/07/06(土) 20:07:52|
  2. giorgio
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初の和歌山試飲会

ブログをご無沙汰しておりました関西担当の渡久地(とぐち)です。

今年も早いもので、半分が過ぎましたね。
これから夏本番で、暑い時期になりますので、
皆様お身体には十分にお気を付け下さい。

先月、アルトリヴェッロ初の和歌山での試飲会を行いました。
その模様を少しだけご報告させて頂きます。

思ったより早く到着したので、まずは腹ごしらえで和歌山ラーメン!
丸三中華そば!
20130619_110824.jpg
11時開店で11時5分に入店しましたが、既に満席・・・
恐るべき、和歌山ラーメン!!

さてさて、本題の和歌山試飲会。

画像では分かりにくいかもしれませんが、
日本酒に囲まれて試飲会でした。
20130619_133243.jpg

今回初めての和歌山での試飲会でしたが、
沢山のお客様ともご挨拶が出来、非常に充実の試飲会でした。
ご尽力頂きました沼野さん、本脇さん、原さん、かっちゃん
ありがとうございました。

足元の悪い中、お越し頂きましたお客様ありがとうございました。
遠路はるばる田辺市や大阪からもお越し頂きありがとうございました。

その後、懇親会も兼ねて
オススメの銀平和歌山駅前店へ
20130619_211846.jpg
刺身の盛り合わせ

20130619_220106.jpg
石鯛の煮付け

20130619_220630.jpg
刺身で出た太刀魚の骨せんべい

20130619_231957.jpg
もちろんアルトリヴェッロワインも!!
全てアッビナメントでした!!

和歌山でとれた新鮮な食材を使い、
どのお料理も本当に美味!!

和歌山にお越しの際は、是非とも『銀平 和歌山駅前店』へ!!
素敵な女将さんもいらっしゃって楽しい時間を過ごせます!!

<銀平 和歌山駅前店>
営業時間
お昼 11時半より2時迄.
夕方 22時ラストオーダー、
23時閉店
住所:和歌山市友田町4-88
電話番号.073(432)3633
定休日.無休
http://www.ginpei.com/html/shop/ekimae.html
※因みに、銀平さんは
大阪、神戸、東京にも店舗があります。
URL参照ください。
  1. 2013/07/05(金) 22:10:12|
  2. togu
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■giorgioの南イタリア紀行2013 vol.4

シチリア エトナのワイナリーSCILIO社のレポートをお送りしておりますが、
ここで、少しカンティーナのご紹介を。

IMG_6119.jpg
カンティーナの建物は、創業の1815年から使われているものです。
中は手を加えていますが、外壁自体は昔のまま。

IMG_6120.jpg
ワインのエチケットにもなっているAD1815の石碑です。

余談ですが、紀元前と紀元後、日本人の常識では

BC (Before Christ):紀元前
AD(Anno Domini):西暦

ですが、イタリアの博物館などに行くと、

AC、DCという似ているようでちょっと違う表記があって混乱します。

これは、

AC(Avanti Christ):紀元前
DC(Dopo Christ):西暦

の意味です。

IMG_6051.jpg
創業当時はこの大きな醗酵槽に収穫された葡萄を入れて、足で踏んで潰していたそうです。
現在は、建物の2Fに位置するこちらで除梗・破砕して、1Fのタンクに移します。

IMG_6052.jpg
カンティーナはシンプルな造りで、醗酵はこの温度管理出来るステンレスタンクで。
赤ワインに関しては、全てナチュラルイーストで醗酵させます。

IMG_6058.jpg
こちらが、5年前に完成した地下セラー。
バリックを使うワインはそれほど多くないのですが、
ORPHEUS
1815ROSSO
ALTAQUOTA
になるネレッロマスカレーゼ(3樽分はネレッロマンテラート)が眠っています。

ちなみに、ネレッロマスカレーゼとネレッロマンテラートをブレンドするタイミングですが、
新しい畑で収穫される葡萄に関しては、別々に収穫されて、別のタンクで発酵。
樽を使わないベースのロッソはタンク内でブレンドされます。
ORPHEUSは、樽熟期間12ヶ月のうち、約半分を其々の葡萄で。
のこりの半分は、2種の葡萄をブレンドした状態で熟成させます。
1815ROSSOに関しては、古い樹齢の畑で混植されている為、
醸造も同じタンクで。当然熟成も同じ樽で行なわれるそうです。

IMG_6132.jpg
丁度、バリックの入れ替えを行なっているところでした。
左が現場の責任者ガエターノさん。

醸造に関しては、エノロゴのジャンパウロ=キエッティーニ氏を
コンサンルタントに迎え入れています。

IMG_6055.jpg
瓶詰、ラベリングも自社で行ないます。
無駄なものは一切無い、シンプルで機能的なカンティーナです。

つづく

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  1. 2013/07/04(木) 21:01:12|
  2. giorgio
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■giorgioの南イタリア紀行2013 vol.3

今日は一日、SCILIOの畑を回ります。朝9時過ぎから既に暑いです。
SCILIOは、大きく分けて3つの畑を所有します。
①カンティーナの周りにもともと所有する15haの畑。
②カンティーナからすこし道を下った7haの畑。
③標高1000mのALTAQUOTA(0.7ha)

まずは、最も新しい畑です。
10年前に購入し、少しずつ植え替えを進めています。
IMG_6002.jpg

なだらかな丘陵になっているこの畑。
新しく植え替えた畑では、ネレッロ・マスカレーゼと、ネレッロ・マンテラート(カプッチョ)を
分けて植えます。

ネレッロ・マンテラートは、ネレッロ・マスカレーゼよりも敏感で、
白カビ病にかかりやすいそうです。
クローンのセレクトで、粒が小さいものを選びます。
IMG_6011.jpg
こちらがネレッロ・カプッチョの葡萄。


IMG_6019.jpg
こちら、ネレッロ・マスカレーゼ。

垣根仕立てだと分りにくいのですが、マスカレーゼとカプッチョの違いは、
カプッチョのほうが、葉が大きいく、葡萄が成ると、色が濃いといわれます。
酸性の火山土壌では、他の品種は当然ながら上手くかないそうで、
ネレッロは正に火山の為の葡萄品種といえます。

IMG_6004.jpg
流石エトナ。畑を切り開く時にも、大量の溶岩が出てきます。出てきた溶岩は、
まとめて畑の隅に追いやられます。
畑はビオロジックを実践していますので、ボルドー液以外は使用しません。


IMG_6024.jpg

こちらが、カンティーナの周りの古い畑です。
伸びた葉を落とす作業をしています。
こちらの畑は古いものでは70年の樹齢の樹もあり、一部はプレフィロキセラ。

IMG_6018.jpg
この樹は70年クラスの高齢ネレッロ・マスカレーゼ。クリュの1815に使われる葡萄です。




IMG_6026.jpg
畑の作業員は全て女性。サルヴァトーレ曰く
「仕事が丁寧で、ムラが無い。サボらずにキッチリ行なう。」
まあ、皆さんキャリア20年クラスの方たちばかりで、手際良く作業を進めます。
熱射病にならないように気をつけて下さいね。

IMG_6040.jpg
列の間にはマメ科の植物を植えて、土壌を活性化させます。
基本的に肥沃な土地なので、雑草は凄い勢いで生えてくるそうです。

IMG_6044.jpg
こちらの区画はSALITA DI GIACOMOと言われる区画で、樹齢は12年ほどですが、
粒の間が広く、非常に良い葡萄が取れるので、こちらの葡萄は主にORPHEUSに使われます。


黒葡萄と白葡萄の割合は5:1くらいで圧倒的にネレッロ・マスカレーゼが多いです。
昔の畑ではネレッロ・マスカレーゼと、ネレッロ・マンテラートが混植されているので、
ケアをするのがなかなか大変だそうです。

IMG_6017_20130702164049.jpg
こちらが、白葡萄の区画、カリカンテとカタラットが混植されています。
樹齢の古い葡萄は優先的に1815に回ります。

IMG_6019_20130702163537.jpg

SCILIOにとってのワイン造りは、畑が全て。
「畑で全て完結する。」という程、良い葡萄を収穫する事に重きを置いています。
そのため、収穫の悪い年は、収穫量を極端に減らし、状態の悪い葡萄は
早めに摘み取り、バルクで売ってしまうそうです。

夕方からはあの畑に向かいます!

つづく

今日の畑で造られたワイン

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ETNA BIANCO VALLE GALFINA
現行:2011
格付け:DOCエトナ
参考小売価格:¥2,400(税別)


ETNA-ROSATO-mini.jpg

ETNA ROSATO VALLE GALFINA
現行:2011
格付け:DOCエトナ
参考小売価格:¥2,400(税別)


ETNA-ROSSO-mini.jpg

ETNA ROSSO VALLE GALFINA
現行:2010
格付け:DOCエトナ
参考小売価格:¥2,400(税別)


ORPHEUS-mini.jpg

ETNA ROSSO ORPHEUS
現行:2009
格付け:DOCエトナ
参考小売価格:¥4,000(税別)


1815BIANCO-mini.jpg

ETNA BIANCO 1815
現行:2010
格付け:DOCエトナ
参考小売価格:¥4,800(税別)


1815ROSSO-mini.jpg

ETNA ROSSO 1815
現行:2010
格付け:DOCエトナ
参考小売価格:¥5,500(税別)


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  1. 2013/07/02(火) 20:31:26|
  2. giorgio
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