fc2ブログ

ALTOLIVELLO スタッフBLOG

イタリアワイン専門インポーターALTOLIVELLOスタッフの日々の日常を綴るBLOGです。皆様に美味しいイタリアワインを飲んでいただく機会を増やすべく、日々営業中!

15年目の挑戦 MONTALCINO PIANCOLNELLO

新規扱いワイナリー PIANCORNELLO MONTALCINO TOSCANA

BRUNELLO-LOGO.jpgPiancornello-handmade.png
IMG_6402.png

BLOGのUPも久しぶりですが、新規ワイナリーのご紹介も久しぶりです。ALTOLIVELLO伊東です。
4月10日から開催されたVILITALY2022に、3年ぶりに参加してきました。
イタリアもまだまだ感染者は減らない状況ですが、その中でも少しずつ、通常の生活に戻りつつあります。
VINITALYの後、新規に扱うMONTACINO PIANCORNELLOを初訪問してきました。
私にとって、モンタルチーノは18年ぶりの訪問です。

モンタルチーノ最南端、オルチャ渓谷に近い、サン タンジェロ イン コッレと
カステルヌオーヴォ デッラバーテの間に位置するPIANCORNELLO 農園。
1700 年代から続く農園を、現オーナー、クラウディオの祖父が1950 年に購入。
葡萄栽培を始めました。2 代目は長女がシロ・パチェンティへ、
三女はアゴスティーナ・ピエリへと嫁ぎ、土地の分割がされたものの、次女が
ピアンコルネッロを相続しました。その息子であるクラウディオは、薬学部を
出たにもかかわらず、ワイン造りへの意志を固め、1990 年代から、
自社の葡萄で醸造、ボトリングを始めます。

piancornelloMappa.png
星印の場所、モンタルチーノ南端に位置します。

IMG_6380.png
IMG_6376.png


お昼過ぎに到着すると、「まあ、兎に角プランツォを一緒にしよう。」ということで、
オーナーのクラウディオ、奥さんのシルヴァーナ。パドヴァの大学に通う長女のエンマ、12歳のカテリーナ
犬のザラ、多くの猫ちゃんで歓迎してくれます。



IMG_6381.png
IMG_6383.png
IMG_6385.png
最近のワイナリーでは結構見なくなった、「食べなさい、食べなさい」攻撃です(^^♪
シッルヴァーナさんお手製のラザーニャと、炭で焼いたキアーナのビステッカ。
ランチなのに、すでに満腹決定です。


IMG_6391.png
ワインのラインナップは全部で6種類。

1.トスカーナロッソIGP カンポアッラマッキア
2.ロッソディモンタルチーノDOP
3.ブルネッロ ディ モンタルチーノDOCG
4.ブルネッロ ディ モンタルチーノリゼルヴァDOCG
5.トスカーナロッソIGP ペル エンマ(チリエジョーロ100%)
6.トスカーナロッソIGP ペル カテリーナ(コロリーノ100%)

少量作るチリエジョーロとコロリーノは、娘の名前がついています。


どのワインも共通して瑞々しさと、心地よい酸を感じます。
ブルネッロというと、どうしても重たい味わいのイメージが有りますが、今回も昼食と合わせて
全く問題ない心地よさでした。
果実味と奇麗な酸が織りなす味わいの構成は、品が良く、飲み飽きしないイメージです。

IMG_6416.png
畑は全て有機栽培。訪問した時は、列と列の間に豆類と、辛子の花が植えられていました。
この後、これらを土に埋め、窒素を土の中に含ませます。

IMG_6420.png
粘土が少なく、堆積岩と砂質が多いこの地域ですが、平均気温が高く、一年中風が
吹くため、病気が少なく、熟成も北側に比べると2 週間ほど早く進むそうです。
現在、畑は13ha を所有。その他、コロリーノとチリエジョーロを少量栽培しています。2012 年にビオロジック認証を獲得。
ビオデナミの考え方も一部は取り入れていますが、月の動きは参考にするものの、
天体の全ての動きは関与しない。と、独特の考えを持ち合わせているようです。

IMG_6436.pngIMG_6437.png
IMG_6439.pngIMG_6440.png
IMG_6441.png
カンティーナは非常にシンプル。
IGPのワインはステンレスタンクで。DOPとDOCGのワインはガラスコーティングされたセメントタンクで
発酵されます。1997年から発酵にイーストは使わず。
スターターを作って、自然な発酵を行います。
「むしろ、イーストを使わない方が発酵はうまくいく。栄養剤や余計なものを足さなくても温度管理と最低限のケアをしてあげれば
奇麗に発酵するよ」と、クラウディオさん。
そうはいっても、このやり方で、奇麗なワインが出来ないことが多いのですが、、、
いかに、畑での仕事を丁寧に行い、最高の葡萄を作っている。という事が感じられる瞬間でした。

IMG_6444.png

プランツォからはじまり、試飲、畑の見学、カンティーナの説明。
ワインもお話の内容も、非常に興味深いものが多く、気付けば17:00近くになっていました。
50年の歴史があるこの地域を代表するワイナリー、今回初めて日本に上陸します。
是非、お試しください!


ワインのラインアップは、こちらから!!
http://www.altolivello.jp/pdf/Piancornello2022.pdf



スポンサーサイト



  1. 2022/04/19(火) 23:27:35|
  2. 輸入
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

◆LE MANZANE VENDEMMIA SOLIDALE PROSECCO

SOLIDALEPROSECCO2020.jpg

■3年ぶりに輸入 VENDEMMIA SOLIDALE PROSECCO
      EXTRA DRY LE MANZANE 3月22日START



2017年のマンザーネの収穫に私が行ったことを覚えている方はいらっしゃるでしょうか?笑
毎年、開催されるマンザーネの収穫祭は、一般の方の参加を募り、
参加費の収益を毎年様々なチャリティーに寄付する、VENDEMMIA SOLIDALEとして
開催されます。
2020年はロックダウンの為、イベントの開催は見送られましたが、スタッフで収穫したブドウで
タンク1つ分のPROSECCO EXDRYを仕込み、このワインの販売収益を
地元トレヴィーゾの医療関係者へ寄付することとなりました。
アルトリヴェッロも少しでは在りますが、購入させて頂き、仕入れ価格+1ユーロ分を
上乗せで、現地医療関係者へ。そして、売り上げから1本あたり¥100-を
日本医師会へ寄付させていただくことに致します。
発売は3月22日からを予定しています。限定480本のみですが、
皆様のご予約をお待ちしています。
http://www.altolivello.jp/pdf/solidaleprosecco2020.pdf


159217928_3608889245826526_4802787330772953448_o.jpg
3月10日に地元トレヴィーゾの医療機関に寄付されました!
  1. 2021/03/12(金) 13:44:52|
  2. 輸入
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

LE MANZANE PROSECCO DOCG SPRINGO BULE & BRONZE

名古屋から関西、四国を担当させてもらっております渡久地(トグチ)でございます。

連日のニュースでは、猛暑、酷暑などという文字が嫌という程飛び交っておりますが、
ついに今まで40度という大台をこえなかった地域があったり…
ついに41度を超える地域までもが出てきております。
一体どこまで、暑くなるのやら(ノД`)シクシク
水分補給はもちろんの事、室温、体温の管理にも気を使っていただき、
熱中症にはほんとうにお気を付けください。

さてさて、
こんな暑い時期に毎年恒例でやってくるのがッ!!!
LE MANZANEのRIVE(リーヴェ)シリーズ!!!
2018年8月1日より販売開始!!


実は、少し早めにだせそうです(^▽^)
お急ぎの方はお声かけください。

MARCO
オーナーの息子:マルコ・バルビノット氏

Springoblue-bottiglia.jpg

SPRINGO BLUE RIVE FORMENIGA
スプリンゴ・ブルー リーヴェ・フォルメニガ
残糖 3.5g/㍑ 超辛口タイプ
フォルメニガ畑
南東向きの粘土の多い斜面で酸の切れのよいブドウが取れます。
酸の切れを活かした味わい。
限定:300本のみ 25ケース
3,000円(税抜き)

SpringoBronze.png

SPRINGO BRONZE RIVE MANZANA
スプリンゴ・ブロンズ リーヴェ・マンザーナ
残糖 20g/㍑ ほのかな甘みの果実味ボディタイプ
マンザーナ畑の特徴
南西向きの軽い土壌で、果実味のふくよかなブドウが取れます。
果実の旨みを感じるふくよかな味わい。
限定:120本 10ケースのみ
3,000円(税抜き)

RIVE(リーヴェ)とは…
プロセッコDOCGが制定されてから8年が経ちました。
価格訴求タイプのプロセッコDOCとは一線を画し、
高品質なプロセッコを追求し、安いだけとはハッキリと区別を付け
品質を追求するDOCG協会が認定をするエリア内のたった43の栽培地域
の事を『RIVE(リーヴェ)』と呼びます。
新たなプロセッコの概念を提言するのがこのプロセッコDOCG・リーヴェです!!

数に限りがありますので、毎年早期完売しております!!
数の確保につきましては、各担当にお申し付けください!!
ご予約も承ります。

このブログ、またはFACEBOOKのページでご覧いただき、
ご興味頂きましたお客様で近所のでの販売先が分からない方は、
メッセージを頂ければ、お答え致します。
問い合わせ先E-Mail:info@altolivello.jp
もしくは、アルトリヴェッロHPのお問合せより


SPRINGO

この暑い夏を、このプロセッコ・リーヴェで乗り切りましょう!!
※ワインは全て画像のような包装紙にまかれていますので、贈答用にもピッタリです!!
  1. 2018/07/23(月) 22:49:50|
  2. 輸入
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ワイナリー訪問記 vol.7 TERCIC MATIJAZ-4

テルチッチの最後は、やはりテイスティング。
カンティーナではなく、近くのトラットリアに
「持ち込み」をして、ランチを兼ねてテイスティングしました。

IMG_4838.jpg
天気も良かったので、テラスでテイスティング。

IMG_4835.jpg
今年リリースの11種類と、昨年リリースのメルロ2007

RIBOLLA GIALLA 2009
CHARDONNAY 2009
VINO DEGLI ORTI 2009
FRIULANO 2009
PINOT GRIGIO 2009
PINOT BIANCO 2009
SAUVIGNON 2009
DAR PINOT GRIGIO 2009
PLANTA CHARDONNAY 2009
SCHEMEN SAUVIGNON 2009
MERLOT 2007
SEME MERLOT 2008

白は全て2009ヴィンテージ。
バランスの良さが特徴で、どのワインも品種の特性が良く出ています。

どれも美味しいですが、
リボッラ・ジャッラ
ヴィーノデッリオルティ
ピノ・ビアンコ
プラス・・・
クリュ3種類に2重円がついております。

そして、唯一の赤ワインメルローは2008の収穫が良かったため、
全てクリュのSEMEとしてリリースされます。


IMG_4829.jpg

エレガントでいながら、力強さも備わった、無敵なワインです(笑)

今から秋のワインの到着が楽しみですね。

ランチにいただいたお料理も写真で。。。

IMG_4830.jpg

IMG_4831.jpg

IMG_4832.jpg


IMG_4833.jpg

山の幸がシンプルに調理されて、テルチッチワインとも最高に合いました。

テルチッチのワイン、輸入を始めて1年半が経ち、日本でも少しずつ軌道に乗り始めております。
低価格化が進む、現在のワイン界において、決して安価なワインとは言えないかもしれませんが、
フリウリの中でも最高の条件が揃うCOLLIOという地域で、
生活全てを葡萄に捧げ造られる少量のワイン達。
1本1本から、マティアズ氏の情熱と優しさが伝わってくる素晴らしいワイナリーだと、
改めて実感いたしました。
週末のちょっとした贅沢に、皆さんもTERCIC、如何ですか?


  1. 2011/06/03(金) 22:52:14|
  2. 輸入
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ワイナリー訪問記 vol.6 TERCIC MATIJAZ-3

IMG_4796.jpg
再び国境を越えてイタリアへ戻ります。

移動中の車で、ご近所のJoskoさんの畑を通ったら、あの有名なJoskoさんが
畑に出ておられました。カンティーナの庭に、本当に壷が埋まっていましたよ・・・

IMG_4816.jpg
さて、こちらの畑はピノ・グリージョの畑。ここは0.5ha程しかないですが、
ピノ・グリージョは他にも数箇所に植えられているそうです。
テルチッチが持つピノ・グリージョの畑の中では最も条件が良いとの事で、
ポンカと粘土が半分ずつくらいの割合で混ざっているとの事。
もちろん、一番条件の良い畑なので、2008年からリリースされた
ピノ・グリージョのクリュ「DAR」には、この畑の葡萄が使われます。

IMG_4817.jpg
もともと祖父の代からの畑で、80年代に植えた樹齢の高い樹が多いことも、好条件の一つ。
ただし、現在の低収穫型とは違う部分も多く、畑の改良では苦労したそうです。
この土地は、ポンカと粘土のおかげで、保水が高く、暑い夏でも問題は無いそうですが、
標高の高い場所になると、粘土が少なく、水はけも良くなるので、灌漑が無いと、
最近の暑い夏は厳しいとか。。。

そもそも、COLLIOのDOCでは、灌漑は認められておらず、
15年前に、DOCで灌漑を認める議論にもなったようだが、
頭の固い一部生産者が、頑なに拒んだため、それっきりだそうです(笑)

IMG_4822.jpg
そして、近くにあるメルローの畑。メルローはこのSKERCEという畑と、カンティーナの傍に
もう一つ畑を持っていますが、このSKERCE(難しくて発音できません。)の畑は古い畑です。
樹齢平均40年のメルロ。
他の畑はグイヨ仕立てですが、ここは伝統的なドッピオ・カポヴォルト仕立て。

IMG_4820_20110524152537.jpg
来週から剪定を行うと言っていましたが、樹液は枝の先のほうに先に回るので、
枝の先端から葉が生えるとの事。
枝の断面を見ると。。。。

IMG_4821_20110524152537.jpg
樹液が垂れてきました。今年は葡萄が冬から目覚めるのも早いようです。

同じ畑の中に・・・
IMG_4823.jpg
樹齢が古いのは分かりますが、ちょっと形が変じゃない!?
これは、プロパジネという元の木の枝を土に埋めてそこにさらに根を張らせて
新しい樹にする。という方式らしいです。
この樹はフィロキセラにもやられなかったとのことで、これまた驚きです。

テルチッチでは、このような0.5ha程度の畑を15箇所くらい所有しており、
各畑でそれぞれの条件にあった品種を栽培しています。


さて、お次はカンティーナを簡単にご紹介します。

IMG_4856_20110524172631.jpg
2005年に建てた新しいカンティーナです。
コンパクトなサイズのカンティーナですが、清潔で機能的に作られています。

IMG_4842.jpg

IMG_4843.jpg

マティアジュ氏の後にあるダクトはスカンビアトーレという機械で
収穫した葡萄を冷却するためのものだそうです。
2層になっている管の外側を冷媒が。内側を葡萄が通るそうです。
収穫時の22℃~23℃から10℃まで冷却するとか。


その後、葡萄は地下のプレス機に、パイプを通して下ろされます。
IMG_4846_20110524175952.jpg

1回に3.5tの葡萄を1気圧以下でソフトプレスします。

その後、ステンレスタンクに移し、8℃まで温度を下げ、1日落ち着かせ、
不純物を除いてから、発酵用のタンクに移す。
勿論、醗酵のタンクも完全に温度管理の出来る物を使います。

IMG_4847.jpg
タンクの数もこれで全て。

基本、テルチッチの白ワインは、ステンレスのみで作られます。
アルコール発酵後の状態を見て、マロラクティック醗酵が必要かどうかを決定するそうです。

IMG_4851.jpg
バリカイアに至っては、樽掛けの白を全てボトリングした後、という事もあり、
メルローの入っているこれだけの数しか在りませんでした。

本当に、清潔でコンパクトにまとまっている、カンティーナの見本のようなところでした。
  1. 2011/05/24(火) 18:46:29|
  2. 輸入
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ