
さて、お次はカンティーナです。2003年創業の新しいワイナリーだけあって、コンパクトで綺麗な
カンティーナという印象。この点ではフリウリのテルチッチと雰囲気が近いでしょうかね。

他のエリアのワイナリーと違うものを早速発見。
このカゴは、アマローネ用の葡萄を陰干しするときに使用するカゴ。
葡萄を収穫するときから、このカゴに綺麗に並べられ、収穫後も傷が付かないように
細心の注意を払って扱われます。
アマローネに使われる葡萄は収穫後、110〜120日陰干しされます。

こちら、使うワイナリーと使わないワイナリーがありますが、扇風機。
カビが付かないように風を送ります。
大体90〜95日間は回しているとか。
法律では12月中旬(年によって日にちが指定されます。)に醗酵を始めて良いことになっていますが、
葡萄の様子を見て、陰干しを終了させます。
陰干しをしている1Fの作業場の除梗器で房と梗を分けて、房は地下の醗酵タンクにそのまま入れます。

アマローネは品種ごとに陰干しした後、ブレンドの比率に合わせて一緒にタンクに入れます。
ベースのワインは陰干しをしないので、収穫に合わせて品種ごとに醗酵させます。
ちなみに、CorteFigarettoでは、2006ヴィンテージからナチュラルイーストを
用いて醗酵しています。
ベースの醗酵は26℃〜27℃で2週間。
アマローネに至っては、14℃〜20℃で40日間。
と、低音で時間を掛けて行います。
スペリオーレは、リパッソという特殊な方法で作られますが、
これは、ベースのヴァルポリチェッラの最も良いタンクを選んで、
アマローネのタンクの残りに足します。その上で、6日間醗酵させて
ワインとカスを分けて落ち着かせます。このリパッソ技術次第で苦味や嫌な香りが出てしまったり、
難しい製法だと思うのですが、ここでもFigarettoは、細心の温度管理で
綺麗なワインを作り上げます。


こちらが、バリカイア。規模は大きくないですが、清潔で整然とバリックが並びます。
「美味しいワインを造るワイナリー」の香りがします。
ちなみに、柱のレンガの模様は、VERONAの伝統的なレンガの模様で、協会などに用いられている
物と同じだとか。

マウロ氏、バリック選びも非常に厳しい方で、毎年フランスのブリーヴという樽の産地に行って、
木材の段階から選んできます。それを注文してから樽になって届くまで3年掛かるのですが、
自分の納得出来る樽しか使いたくないそうです。
最後は試飲になりますが、今日はこの辺で。
つづく
- 2012/04/26(木) 11:01:04|
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こんにちは、maruです。
先週、仙台試飲会を行ってきました。
前回の試飲会から随分と時間が経ってしまいましたが
それでも認知度が上がったのか前回よりも大幅に来場者数も増え、
「6社合同試飲会」は大成功のうちに終わりました。
ご来場の皆様、ありがとうございます!!
さてさて、打ち上げが終わってからのお楽しみ、ということで仙台滞在中に何店舗かお店を回ってきました。
最初は「
イタリアワインと洋酒の店 土筆」さん。
仙台で1〜2位を争うアルトリヴェッロワイン率が高いお店です(笑
前回から店長さんと「次回はプライドを賭けたブラインド対決をしましょう」と約束をしていました。
ブラインドで出されたトルクラム・サンタマッダレーナ上の写真のサンタマッダレーナはボーナス問題だったので3本中2本をHITさせ、一応面目は保ちました。
アルトリヴェッロワインは出さないという話での勝負でしたが、しっかり1本入っていたあたりが心憎い演出。
笹かまとサンタマッダレーナという組み合わせも面白かったです。
他にも何店舗か行ったのですが写真を撮り忘れ・・・
最後に写真を撮ったのは最終日の「
小福」さん。
こちらは「和食とワイン」のお店で店長さんを含むスタッフの皆さんで様々な提案をしてくれます。
もちろん日本酒のヴァリエーションも豊富でしたが、やはりワインと合わせて欲しいということで
グラスワインの種類もありました。
ナポリ西のカンピフレグレイのピエディロッソのロゼです。今回はブリのお刺身と、カンパーニャのデピエロゼをの合わせ。
食材の素材の良さも大きいとは思うのですが「こんなにも合うのか!」と驚きました。
仙台は和食のお店が多く、イタリアンであってもイタリアの郷土色が強いというよりも
イタリアの調理法を使って地産の食材を活かすというお店が多い気がします。
行く度に勉強になる土地、仙台です。
また試飲会頑張ります〜!
- 2012/04/20(金) 17:36:04|
- maru
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このあと、
カンティーナから車で10分ほど丘を登り、彼らのワインを語る上で欠かせない
SEZANOという畑に行きました。
こちらは海抜で140mほどの高さがあり、まさにヴァルパンテーナの谷の斜面に
畑があります。
南北に12km続くパンテーナ渓谷は谷の幅が600m〜1200mほどあるそうですが、
この谷の東側斜面(西向き斜面)の土壌が最も良いそうで、フィガレットが持っている
畑も東斜面です。
この畑は5年前に購入したものです。フィガレットが所有するのは1.5ha
この北側1.5km先にはベルターニ社が120haの畑を所有しているとか!

右が山側、左が谷側です。粘土・砂・石灰が混ざった土壌ですが、
山側と谷側でも微妙に違いが在るらしく、山側にコルヴィーナ
谷側にはオゼレッタが植えられています。

まばらにチョークが混ざっています。
この畑に行ったのは18時過ぎだったのですが、暖かかった日にも関わらず、北からの風は
だんだん冷たくなってきて、夜になると北からの風で気温が下がる。
というVALPANTENAの特徴が、良く理解できました。

ヴァルパンテーナの西側の山に日が沈んでしまいましたので、
この後はカンティーナ見学です! つづく
- 2012/04/18(水) 13:32:33|
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今年は、ヴィニタリーの前後に3軒のワイナリーを訪問しました。
1軒目は昨秋から輸入を開始した弊社で最も新しいワイナリー
コルテ・フィガレットです。
VALPANTENAというヴァルポリチェッラのゾーン名が入ったワイン達を
リリースしています。
ヴァルポリチェッラのベース、スペリオーレ、そしてアマローネ。と、
まだ扱い半年ですが、国内でも人気の出てきたワイナリーです。
ヴァルパンテーナとは、ヴァル=渓谷 という意味なので、
パンテーナ渓谷という意味になります。
ヴェローナの市外から北に延びるヴァルパンテーナは、北側がレッシーナ山脈そして
アルプスへと繋がっているため、アルプスからの冷たい風が吹き降りてきます。
その為、酸がきれいで香りの高いヴァルポリチェッラが産み出されます。
しかし、この地域に多くのワイナリーが在るわけではなく、もともとは
生産量のほとんどがベルターニ社だったそうです。
農家は葡萄をベルターニ社に買ってもらいましたが、70年代に協同組合ができました。
これが、日本にも輸入されているカンティーナ・ヴァルパンテーナですね。
その後も幾つかのワイナリーが出来ましたが、2003年に始まったコルテ・フィガレット社を
含めても5軒ほどしかワイナリーは無いようです。
VALPANTENAに在るワイナリー。
BERTANI
TEZZA
ZECCHINI
CANTINA DI VALPANTENA
CORTE FIGARETTO

畑について説明するオーナーのマウロ氏。
コルテフィガレットはこのヴァルパンテーナという地域に5つの畑を所有していますが、
その全てを合わせても7ha程度。いかに少量生産かという事が分かります。
最も広いのはカンティーナが在るBrolo del Figarettoという畑です。
ワイナリーを始める前から、代々葡萄を栽培して来ました。
ヴァルポリチェッラの主要品種であるコルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラなどと
若干のIGT用のカベルネが植えられます。

この区画はグイヨ方式。12年ほど前からグイヨを導入しています。

そしてこちらは、この地域特有のペルゴレッタ(小さめのペルゴラ)と呼ばれる仕立てです。
これは樹齢25年ほどだそうです。
マウロ氏曰く、
「別にペルゴレッタが悪くて、グイヨが良いという話ではなく、どの仕立ててでも手入れを
丁寧にしてあげる事で、良い葡萄が生まれる。」
コルテフィガレットでは、除草剤は一切使わず、雑草の表面を機械でカットして、
土に戻し、養分とします。
この作業を春から夏に掛けて3回ほど行うそうです。
勿論、農薬も本当に必要な時意外は使わず、常に葡萄と会話をしながら、手入れを
していきます。
つづく
- 2012/04/14(土) 16:04:32|
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春のイベントのお知らせ。関東では桜が満開になりましたね。今週末はお天気も良いようなので、
お花見ラッシュとなることでしょう。
さて、明日8日(日)は、大学通りの桜並木が有名な国立で、
大試飲会が行われます。
せきや春の試飲会開催!開催日時:2012年4月8日(日)
一部 12:00〜2:30(2:00受付終了)
二部 3:00〜5:00 (4:30受付終了)
開催場所:国立せきやビル 7F エソラホール
入場料 :前売り券¥2,000 当日券¥2,500
※今回は一部、二部の入場券が数量限定となっていますのでお早めにお求め下さい。
イタリアワインはアルトリヴェッロが担当。
約15アイテムの春ワインを出展させていただきます。
その他、各国のワインや、日本酒・本格焼酎のブースもありますので、
お散歩がてら、お出かけになられてはいかがでしょうか。
詳しい内容は・・・
http://www.sekiya.co.jp/top_img/20120408_shiin.pdf
- 2012/04/07(土) 12:05:59|
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